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ワークショップ活動

地域活性化に資する新たなエリアマネジメントの展開

座長:
大阪市立大学大学院
工学研究科都市系専攻
准教授 嘉名 光市 氏
■主旨

 各地でのエリアマネジメントの取り組みの広がりや、大阪版BIDを始め、エリアマネジメントに向けた制度仕組みの充実もありエリアマネジメントは今後の都市づくりを担う重要な役割が期待される。
 また、近年は欧米のまちづくりの潮流として、観光や集客への応答が課題となっており、その方策のひとつにエリアマネジメントが位置づけられている。現在、大阪市を訪問する外国人旅行客は急増しており、今後のエリアマネジメントにおいても既存の資源を有効活用しつつ、その対応が求められる。
 本ワークショップでは、国内外におけるエリアマネジメントのなかで、とくに観光振興や土地利用の転換、不動産マネジメントなど地域の活性化に資する事業に取り組んでいるものやそれを支える制度仕組みに焦点をあて、今後のエリアマネジメントの展開可能性を考察する。

■座長プロフィール

嘉名 光市(かな こういち)
1968年 大阪府生まれ
1992年 東京工業大学工学部社会工学科卒業
1992年 株式会社三和総合研究所研究開発本部 研究員
2001年 東京工業大学大学院社会理工学研究科修了
2002年 株式会社UFJ総合研究所都市・地域再生マネジメント室 主任研究員
2003年 大阪市立大学大学院工学研究科都市系専攻 講師
2006年 大阪市立大学大学院工学研究科都市系専攻 准教授

専門
 都市計画,都市デザイン,景観論,都市計画・デザイン史,都市再生論

主な著書
・『生活景-身近な景観価値の発見とまちづくり』(共著、学芸出版社)2009年
・『景観再考 景観からのゆたかな人間環境づくり宣言』(共著、鹿島出版会)2013年